CASE 04 | 店長・販売計画

オーナーがいないと
回らない、からの卒業。

1店舗時代の肌感覚から、3店舗で共有できる計画と判断基準へ。店長が数字・人・売場を動かせる形に整えた例です。

※ 実務でよくある状況を再構成したモデルケースです。数値は改善イメージであり、成果を保証するものではありません。

複数店舗の販売計画と組織運営を考えるイメージ
01 / Observe

忙しさを「誰が何を決めているか」に分ける

代表の能力不足でも、店長の意欲不足でもありません。店舗数が増えたのに、判断の仕組みが1店舗のままでした。

業態自社ブランド+仕入
3店舗
規模年商 約2.4億円
スタッフ14名
相談代表が毎日
3店舗を穴埋め
代表の店頭時間週5日次の出店や商品計画に時間を使えない
予算達成率の店舗差18pt同じブランドでも運営品質が違う
年間離職4名育成と役割設計が追いつかない
02 / Define

「人の問題」を、役割と情報の問題に置き換える

店長は一番売れる販売員のまま。数字を預かり、人を育て、売場を決める権限が定義されていませんでした。

判断がすべて
代表へ戻る
販売計画の形式が店ごとに違う

前年売上と感覚だけで、売上・粗利・人件費を一緒に見ていなかった。

店長の仕事が曖昧

接客とシフト作成以外に、何を任されているか説明できなかった。

会議が報告で終わる

起きたことの説明に時間を使い、来週の判断が残らなかった。

03 / Execute

店長が判断できる道具と権限を渡す

マニュアルを増やすより、毎週使う1枚と30分の会議を整えました。

計画

月次計画を1枚に統一

売上、粗利、人件費、重点商品、販促を全店共通の形式で見える化しました。

役割

店長職務を「数字・人・売場」に絞る

週次差異の説明、10分面談、重点商品の決定を店長の仕事として明文化しました。

会議

週次30分、議題は2つだけ

「計画との差」と「来週の打ち手」に限定。報告資料づくりをなくしました。

育成

うまくいった行動を型にする

接客、セット提案、売場変更を成功店舗から抽出し、他店へ展開しました。

04 / Monitor

代表の時間と、店舗ごとの差を観察

1年後のモデル値。売上だけでなく、代表依存と組織の再現性を見ました。

代表の店頭時間週5 → 1.5日商品・採用・次の出店へ時間を移行
予算達成率の店舗差18 → 6pt店舗間の運営差が縮小
年間離職4 → 1名面談と役割明確化が定着
店長の質問が変化

「どうしますか」から「こうしたい」へ。

会議が短くなった

事実共有を事前に済ませ、判断へ集中。

成功が横展開された

個人技を店舗共通の型へ変換できた。

問題発見から解決までのポイント

多店舗化では、人を増やす前に判断を分ける仕組みが必要です。代表が持っている基準を、店長が使える言葉と道具へ変換します。

複数店舗へ広げる土台を、一緒に整えます。

販売計画、会議、店長育成を別々にせず、一つの運営として設計します。

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